治療について

« 治療についてTOPに戻る

鼻疾患領域

鼻粘膜焼灼術(トリクロル酢酸を使用、局所麻酔術)

飲み薬や点鼻薬でも鼻つまりが改善しないアレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎の方に行っています。鼻炎の人は鼻の粘膜が腫れています。 そこで、腫れた粘膜を焼いて、腫れを引かせる方法がこの手術です。粘膜の焼灼により、鼻閉や鼻汁が軽くなります。手術においては、 鼻腔粘膜の一部である下甲介というヒダにトリクロル酢酸を塗ります。
最近はレーザーを使用した焼灼術も大病院を中心に行われていますが、当院では化学薬品のトリクロル酢酸を使用した方法で行ってい ます。 局所麻酔を十分に行うため、術中の痛みは軽度ですみます。左右の鼻を一度の手術で焼灼できますが、麻酔時間が約10分、 処置は3〜4分で終ります。

次の上段の3枚の写真と、下段の図解で腫脹した下甲介に於ける焼灼術の効果を見比べてください。
左: 治療前。下甲介の腫脹がひどく鼻腔がほとんど見えない。
中: 手術直後の状態。麻酔して、トリクロル酢酸を下甲介に塗布。
右: 薬剤の効果により、下甲介の腫脹が改善し、鼻腔が奥まで見渡せるようになった。

鼻粘膜焼灼術(トリクロル酢酸を使用、局所麻酔術)